高橋 美江
教育者 / 経営者 / 経営コンサルタント
肩書:美容師/ヘアメイク、Hair Dresser TiCA オーナー、民泊オーナー
メディア出演など:
多様性を知り尽くした敏腕経営者
美容師免許取得後、数店で経験を経て、2009年28歳で美容室Hair Dresser TiCAを開業。雑誌広告などでのヘアメイクも手掛け、自身のサロンでは毎月100名を超えるお客様を施術している。
長年、培った接客業の心得とおもてなしを活かし、国内外問わないゲストを迎えたいと考え、3年間オンラインで英会話を学んだ後、短期語学留学でマルタ共和国へ渡る。その後、パリやテネシー、ニューヨークと一人旅をし、現地での民泊を体験する。
インバウンド事業に興味を持ち、2018年に守山市第一号となる住宅民泊をスタート。不動産会社と連携した旅館業民泊運営やプロデュースなども手掛ける。
民泊サイトAirbnbでは、スタート半年後からスーパーホスト(Airbnb認定)を連続更新中。
海外は14か国25都市、異文化に触れ多様性を知る事で、日々のアウトプットや仕事に活かし、学校やビジネスセミナーで講演も行う。
また両親共に障がい者(父は先天性重度難聴。母は幼い頃に右眼球摘出で義眼。(後に障がい者認定))という家庭の一人っ子として育った過去を持つ。
幼少期から親へのケア、周囲から押し付けられた道徳感や世間体と共に生きる。小学校の参観日に、他の家庭との違いを知る事になり、どこに話すこともできない悩みを抱える。そのせいでうまく他者との距離を取れずに、いじめも受ける。
小さな頃から抱え続ける葛藤は、読書をすることで紛らわせた。
同時期に誰にも話すことが出来ない悩みをもう一つ抱える。障がいを持つ親に心配をかけないため、様々な苦悩に蓋をせざるを得なかった子供時代。大人になり、やっとその悩みを親に話せるようにもなったが、近所付き合いを含んだ問題だった為、娘の心よりも他者ないし加害者との付き合いを優先された。心に大きな傷を負ってしまい、親との付き合い方に悩む。その一方、病気やケガにより父の障がいが増えていった。
幼少期より擦り込まれた道徳感やそんな親を長い間、なかなか捨てられずにいたが、自身の結婚や離婚、父の他界を経験し、少しずつ母親と距離を作れるようになり、親と関係をある一方で断つことに至れた。
また高校3年生の時に自転車の単独事故により、「外傷性くも膜下出血」で意識不明となったが九死に一生を得た。
多感な時期に生死の危機を体験したことにより、命の儚さと生きている奇跡を実感する。
障がい者である両親の元に生まれた健常者であるが故に、生まれながらにして五体満足の奇跡を感じていたが、より一層の生きている実感と共に手足がある、目が見え、耳が聞こえている事に有難みを感じている。
創業塾
講演テーマ
駅から徒歩1時間、しかも駐車困難な郊外店で41歳バツイチ女性が一人営業で毎月100名を超えるお客様の心をつかみ続けている方法をお伝えいたします。
おもてなし~人と心に触れる仕事術~
初回のお客様の心をつかむ接客術、必ず次回に繋がる魔法の言葉など。
サービス業の本質と提供する側の姿勢をお伝えします。
ヤングケアラーの苦悩と気づき
障がいを持つ親の元に健常者として生まれた苦悩と気づき。頼るべき親に頼れず、幼少期から親へのケアや気遣い、周囲から押し付けられた道徳の中でヤングケアラーとして過ごした日々。
自分がなぜ生まれてきたのか、置かれた環境への使命を模索し続けて自分なりに見つけられた答えをお伝えします。
同じ気持ちを抱えるであろう「ヤングケアラー」と呼ばれる方々にも届けたい。